身元保証代行のアリコトラストでは、高齢者の方の介護付き有料老人ホーム、介護施設への入居身元保証人の代行を全国対応で引き受けております。受け入れ側施設によっては「連帯保証人」「身元保証人」「身元引受人」の名称で指定されていますが、保証内容と保証人の責任範囲は変わらないのが現状です。
保証期間は生涯終身の身元保証となりますが、高齢者の方の現実的な事として、お亡くなりになられたときの葬儀や公的機関への届出等は身元保証の代行時にご本人様に「どの様にして対応するか」予め決めていただいております。後見人制度を利用されている方は後見人からの指示で実行します、後見人等を付けられない方は信託貯金等で別途費用を確保していただいて「もしもの時に備え」を準備してもらってから身元保証を代行しております。
利用事例。都内の高級介護付き有料老人ホームに入居されているご夫婦からの相談です、弟さんも埼玉県内の老人ホーム施設に入居されているそうで、今回は違う施設に転居される予定で、お兄さんに身元保証人を依頼された様ですが、ご本人も77歳という年齢を考えると身元保証人を引き受けるのは責任が取れないと判断されて、アリコトラストまで相談していただきました。身内でのお話ですので、非常にデリケートな問題です。身元保証人を依頼した弟さんの立場からすると「何故、引き受けてくれない」と感情的なこともあり頼まれたお兄さんも悩んでおられました。最後は当方のスタッフが、説明に赴き身元保証人の代行を引き受けることになりました。
この様に、近親者、兄弟関係でもお互いに高齢者の範囲に入りますと様々な事情が発生して、身元保証人、身元引受人、連帯保証人を頼んでも簡単に解決しない事例が増えております。
今回の身元保証人の代行は施設側の要望により法人名義の保証代行で、第一保証はアリコトラスト運営法人名義で第二保証はご兄弟であるお兄様に引き受けてもらい解決となりました。